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二人で酒を ~ wine for two ~ 〔大奥 ver.〕
事を終えた竜巻殿とともに、マロ様は店をお出になりました。
「うわっ、眩しいですねー(*・o・*)」
午後も五時を過ぎていたのですが、表といえば入店した時となんら変わらぬ明るさです。お二人は思い切り瞳孔を収縮させました。
さて、昨日記しましたやうに、あの個室でマロ様が何をなさっていたかを、私はとても語る気になどなりませぬ。
マロ様は今までいくつもの破廉恥な振る舞いを重ねました。中には人倫に背くやうな行為もあったと記憶しております。
しかし、取り立てて責められることが無かったのは、マロ様が生まれ持つ愛すべき人格よるところが大きいこと、そしてそのやうな事柄について私が、殿方にしか話してこなかったからでございます。
先日お亡くなりになった映画監督の今村昌平殿は、生前に好んで色紙にこう書いたそうです。
「全てチンポがカタイうちだぞ」
殿方でしたら、一瞬にしてこの言葉の意味を理解なさるでせう。「男」といふ生き物だからこそ、マロ様の破廉恥な振る舞いを、面白可笑しく嗤ってくれるのです。
でもこのブログの読者は殿方ばかりではありませぬ。マロ様は仰られました。
「ぶっちゃけー、オレのことをよく知ってるお姉ちゃんに読まれたら困るんだよねー(*・o・*)」
そして驚くべき事にマロ様は、万が一親しい女性に突っ込まれた場合、「竜巻さんと一緒のビルには入ったけど、一切何もしていない。入った途端、後ろから誰かに殴られて、二時間まるまる気を失っていた…。」…そう白を切る御つもりなのです。
皆様、これ以上私目に何を申せと。
………。
それでもあの方なら…竜巻殿なら、御自身やマロ様の所業を赤裸々にお話になってくださるでせう。延いては最近の「yoshiwara style」についても、少しだけ教えてくださる気がします。
「竜巻殿なら書いてくださるだろう。さすがにあそこまでは女性の目も届くまいて。ワハハー。」
マロ様…。
兎に角、このビルのあの個室で起こったことについて、私が口にすることは御座いません。
お知りになりたい方は『快楽亭日乗』まで足をお運びくださいませ…。
(つづく)
〔text.The Gag Council 〕
〔2006/6/8 rewrite by The Gag Council〕
いやあ、引っ張りますねー(笑)金曜の夜はお出掛けすることになりましたので、木曜夜の記事で、今回の「馬鹿な大人二人が繰り広げた素敵なエロエロトリップ」を総括したいと思います。今度こそ本当に北関東最大のエロトルネード「竜巻野郎」氏が写真で登場!(とはいえ腹のみ)
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