ウタマロ企画会議室

平日身動きのとれないウタマロ代表は、日曜日に本業の営業にまわることがある。先の日曜日もお世話になっているＧ・Ｏ店長のところへいった。そこで発見したのは…。

「あれっ！Ｏさんの店にあんな可愛い娘いましたっけ？」
「ああ、彼女ねー。今日から入ったんですよ。」
「今日からですか？」
「うん、しかも高校生ｗ」
「こっ、高校生！それにしても…いやーめっちゃ可愛いわ。」



超ド級とまではいかないが、かなーり可愛い。その娘の向かうベクトルは北乃きい。「ちょいきいレベル」がこんな片田舎にいると、それだけで驚く。

「Ｏさんが面接したんですか？」
「そうです。」
「素晴らしいですね。てか、Ｏさんはもうすぐ異動。次にこの店に来るのは…。」
「アイツですね。あのバカ。」
「大将だー！」



Ｏさんは大将を「アイツ」か、もしくは呼び捨て。絶対的優位な立場にいる彼は、簡単にいうと大将の元上司。ただ、二人にはそれだけでは済ませられない、深い関係が築かれていて…。

これを説明するのはかなり面倒であるから割愛させていただくが、機会があったら書くことにする。大将がオナニーし過ぎて、本当に、ホントーーに、ちんこから血が出たということを教えてくれたのはＯさんなのだし。

「ま、アイツへの置土産みたいなもんかなｗ」
「あの娘のあの可愛さ。大将ならもれなくコクる。」
「ま…代表の言うように、も・れ・な・く でしょうね。」
「可哀想に。あの娘やめちゃうじゃないですかｗ」
「うーん、アイツに我慢するのを期待するしかないんだけど、無理かなーｗ無理だなーｗ」
「Ｏさん、というかどの店長もフツーに採用するだけなのに、いっつも大将が駄目にしちゃう。」
「アイツもいい歳なんでね。もう大丈夫かと…んーどうかなｗ」

その後３０秒くらい、高校生が品出しする姿を見ていた僕は、近いうちに大将会が開かれるのを予感する。大将がフラれた時。それはイコール大将会の開催を意味するからだ。

ただ今回は開催されないで欲しい。大将には余計なマネをせず、仕事にのみ専念していて欲しいと願う。もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対ではなく、いい加減に、もう恋なんてしないと宣言してくれよ大将。

それくらい今回の女子高生は可愛かった。７割程度とはいえ、北乃きいに似ているというパワーは強烈なのだ。

今まで散々大将で楽しんできた僕が、今度ばかりは不祥事を起こさないでくれよと願う。

それほどのものなのだ。



槇原敬之　「もう恋なんてしない」


〔text.The Gag Council〕

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本日のウタマロ代表は、２１時に仕事をあがり、「ザ・大将会」に参加となる。
（ウタマロ代表は大将会＆ザ・大将会の実行委員長）

大将会については、当会議室の常連さんならご存知だろうが、今回はその大将会のレギュラーメンバーに気の合う仲間を何名か加え、忘年会を兼ねた「ザ・大将会」としてパワーアップ開催。

なんと大将会に「ザ」がついたＹＯ！

レギュラー大将会はバーミヤンでこじんまりと行うのが通例。だけど、「ザ・大将会」では皆、飲んで飲んで飲みまくるぜ

後日気が向いたら、今晩の模様を記事にしたいとおもう。あっ、その前にこないだのドしょっぱいＫ-１の記事が先かな。

まあいいや。

それでは皆様また明日


〔text.The Gag Council〕

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（大将の画像：いやあ目にだけモザイクをいれさせてもらったが、それにしても酷いファッションセンス＆ルックスである。）

４月８日（火）

キレイ目スタイリッシュなウタマロ代表、イケてるストリートファッションのＫ君、小学生みたいな格好を３０にして未だ続けるＳ君、取り立てて例えることの出来ない平凡な服装のＭさんとＦさん、そして上記画像でお分かりだろう、でっぷりしたお腹に親父服を身にまとう大将。

この日行われた「大将会」は、この見た目バラバラ、濃過ぎるキャラの６人が集い、深夜１時４０分まで爆笑につぐ爆笑で幕を閉じた。

以下、翌日に僕が参加メンバー全員に送ったメールである。

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皆様、昨日はお疲れ様でした

実はなかなかキレイだったおばちゃんパート撮影の記念写真を送ります

大将から異様に濃すぎる何かが出ていますので、携帯が壊れそうだなと思った方は削除しちゃってください

第一回のＭＶＰ（Most Valuable Player）はＫ君。

「大将の想いを伝えただけの行為」への、どこまで真剣なのか分からないフォローと、Ｏさんの赤茶髪への執拗なこだわりが評価されての受賞です　おめでとうございます。

ＭＶＮ（Most Valuable Neta）は大将の女子大生オナニーネタ。
コクった娘（Ｓちゃん）だけでなく、その友達だった巨乳女子大生でもヌイていたという、ファンタスティックオナニアンぶりで、文句なしの受賞です　おめでとうございます。

次回開催ですが、一応３ヶ月～４ヶ月後を予定しております。（長っ！！）

その時までに大将が誰かにコクってくれることを願いましょう。

本当にお忙しいところありがとうございました。

それではまた。

大将会開催局 局長　ウタマロ代表

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大将（40）はＳちゃん（20）に彼氏が居るというのを承知で、メールで想いだけを伝えていた。

それをＫ君が、「やるとかやらないとか、そういう邪念ナシに想いだけを伝えるって、大将の歳でなかなか出来ることじゃないですよ。素晴らしいですよ。」と、真顔で嘘だか本当だか分からないフォローをしていたが、それが妙に面白かったのでＭＶＰとさせていただいた。

大将はＳちゃんのみならず、その友達の巨乳女子大生でもオナニーしていたことを、この日カミングアウト。

その見境ナシのヌキっぷりが、深夜のバーミヤンで皆の喝采を浴びたことは言うまでもないだろう。

大将会。

それは単なる会合ではなく、大きなムーヴメント。

おそらくこれを読んでいる誰かがまた、違うところで大将会を開くに違いない。

次回はバーミヤンなんてちゃちいところではなく、どこかに泊まってコンパニオンでも呼んで盛大にやりましょうということで、この日の締めとあいなった。

皆さんお疲れ様でしたー


〔text.The Gag Council〕

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山梨が誇る奇跡の童貞こと『大将』。

心は優しいのに、そのバッド過ぎる容姿のため不遇な人生を送ってきた『大将』。

かつて彼と一緒に働いていた女性に訊いてみたところ、「Ｈさん（←大将）とは3,000万円貰ってもやれません。」と言われちゃった『大将』。

でもウタマロ代表にとって大将は愛すべき存在なんだよね。

４０歳にして未だ童貞である彼を、名インタビュアーでイジリの達人でもある僕が、徹底的にイジリ倒す様を楽しんでもらおうという趣旨の飲み会を開催します。

本日、僕の中だけで勝手に決定しました。

その名も『大将会』。

イメージ的には竜兵会に近いと思っていただきたい。
（竜兵師匠はセックスバリバリだけれども。）




（ウタマロ代表が愛して止まないお笑い芸人といえば上島竜兵師匠である。くるりんぱ。ぺろんぺろん。）

メンバーは、大将が深田恭子と白鳥百合子を足して２で割ったような美人女子大生Ｓ（１９歳）にコクるちょっと前にお食事会をした４人を予定していますが、大将をよく知り、彼を大きな愛で包み込める人物なら数名増やしてもいいと思っています。

４人の中でこのブログを読んでいるのは…○○君だけだね。参加宜しく。日が決まったら連絡するわ。

当会議室にいらしてくださるほとんどの方は参加できないワケですが、その模様はこの場で必ず報告しますので楽しみにしていてください。

よしっ！Ｓちゃんから貰った「あの時は凄く困りました…」みたいなメールを皆にすぐ見せられるよう、今から準備しておこうっと


〔text.The Gag Council〕
〔2008/2/29 rewrite by The Gag Council〕

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ウタマロ代表御用達のラーメン屋といえば、「甲府市大里町にある『円熟屋 大里店』です。」と即答出来るアナタは、もりもりにウタマロ代表マニアである。ま、そんな人居ないと思うけど。

写真は昨日の夜に食べた、２月の限定ラーメン「鯛 塩ラーメン」５９０円也。鯛のダシがしっかり効いた濃厚和風スープ。麺は細麺。具はチャーシュー、ネギ、水菜、そしてなんとトマト。

これがうんまいのである。このスープにトマトって…いやあ参った。

合うわ

円熟屋は定番メニュー以外に「限定ラーメン」といって、月替りで趣向を凝らしたラーメンを５９０円で提供している。なので、いつ行っても飽きない。来月はどんな限定ラーメンを考えてくれるのであろうか。また食べに行かなきゃな。と、そういう気分になる。

見事策略にハメられてるね→俺

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ここ数日ブログはお休みをいただいた。通常の仕事、副業に加えて、また例の第三の仕事に追われていたからだ。

昨日、今日と県内を駆け回った。昨日なんて夜中まで車を走らせた。走行距離は軽くウン百キロ。久々のニ連休、疲れているんだからゆっくり休めばいいのに、全く何やってんだの世界だ。

もれなく睡眠不足。眠い。とにかく眠い。これを書いている今も、油断すると目が閉じてしまいそう。ん？誰かが話しかけてきた…のか？

－そんなにお金が欲しいですか？
代表：はい。
－カラダよりお金のほうが大事ですか？
代表：はい。
－お金のためなら何でもするんですか？
代表：はい。許容範囲内のことであれば。
－メシとお金、どっちが好きですか？
代表：お金です。
－車とお金だったら？
代表：お金です。
－女性とお金だったら？
代表：その女性は可愛いですか？
－女性というくくりでお願いします。
代表：じゃあお金です。
－可愛くて、肉体関係を持てるとしたら？
代表：女性です。
－そこはそうなるんですね。
代表：はい。
－持てない場合は？
代表：お金です。

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本日、久々に大将に会った。（大将って誰？という方は、ブログ内検索で「大将のはなし」と入れてみて欲しい。リンクは面倒なのでしないでおく。）

何分か話した後、大将のコトを誰よりも知る人物に会った。そこで大将が本当に本当に「童貞」だということを知った。

「それ本当ですか。」
「本当です。」
「じゃ大将は４０年間…。」
「そういうことです。代表はよくオナニーのプロとか言ってるじゃないですか？」
「ええ。」
「大将の場合はプロとか、そういう話じゃないんです。本当にチンコから血が出たんですよ。」
「ええっ？それは先っちょというか、尿道ですか？それとも棒の部分ですか？」
「棒です。擦りすぎて血が滲んだって。で、汚くしておいたら炎症を起こしたんです。」
「ありゃあ。」
「困ったよねえ、４０なのに。」

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クラシックミニに乗ったことがある。乗ったというか助手席に乗せてもらった。去年行われた同窓会の時。初めて話した○○さんという女性に。

「乗り心地悪いけど許してね。」
「大丈夫だよん。」




（１分後）




「ああー、ごめん。こりゃ凄いなあ何かの罰ゲームみたい（笑）」
「でしょ？好きでなきゃ乗れないよね。」
「うーん…そうね。これを所有するには愛が必要だよ。俺にはムリ。○○さんみたいな愛が無いもの。」
「私もそう思う。この乗り心地は酷いよね。冷静に考えるとうんざりなんだけど、愛しちゃったから仕様が無い。」
「恋愛と同じだね。」
「そうそう。」
「ＢＭＷミニはいいよ、凄く。妹が乗ってるんだけど、あのセグメントではダントツにいいと思う。ＦＦなだけで、あれビーエムだもん。走りはいい、乗り心地もいい、おまけに可愛い。」
「マロくん、さっき若い娘が好きって言ってたもんね。」
「そりゃそうだけど。古いのだって…あっゴメン。○○さんのことじゃないから。」
「ホント失礼（笑）」

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ああ眠い。本当に眠い。

帰ってもう寝る。

皆さんおやすみなさいｚｚｚ


〔text.The Gag Council〕

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大将は以前「ある事件」を起こしている。僕はその頃、大将が勤務している会社とは関わりが無かったから、オンタイムでその事件に接していたというワケではない。

大将は同じ店で働くバイトのＨちゃんに、これでもかというくらい執拗に迫り、その店に出入り禁止となった。
〔Ｈちゃんについては大将のはなし（２）を参照のこと〕

僕がＨちゃんと仲良くなったのはその後の話。

大将は彼女との想い出（大将曰く何回かデートをし、Ｈちゃんもまんざらではなかったらしい…）を、６年以上経った今でも僕に鮮明に語り続けているのだが、僕がある飲み会のあと彼女の車の中でずっと○を○○でいたとか、彼女が大将のことをもの凄く気持ち悪がっていて、彼が語る想い出全てを「それは彼の妄想です。信じないで下さい。」と斬って捨てていたことなど言えるはずもなく、ああそうだったんですねぇと、ただ聞くだけ聞いている。

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そんな大将と先日飯を食いに行った。そこには大将のその過去の事件を知る仲間が数人居た。

「大将、最近の大将は全然元気が無いですよ。また昔のように事件を起こして、僕らをエキサイトさせてくださいよ。」

僕がそういうと、みんなも面白がって焚き付けること焚き付けること。いやあ皆さん無責任ねぇ。

「やっぱりそうかなあ。じゃあ動いちゃおうかなあ。なんて、代表！俺はもう動き出しているんですよぉ。」
「ホントですか！？誰にですか？」
「それは言えないよぉ。」

大将が動き出している！？あの悪夢が再び！とクラクラしたのだが、誰に動いているのかそこが知りたかった。結局、最後まで大将は言わなかったけど。

その席で僕はＳちゃんのキスマークの話をした。今思うと、一瞬大将の顔色が曇ったような気もする。まあ、今となっては後の祭りだけど。

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キスマーク事件のあと、僕はＳちゃんとフツーに仲良く接していた。特にもうどこかに誘うとかではなく、いつものように適当なことを言って、彼女を爆笑させていた。

一週間前、Ｓちゃんはバイトを辞めた。辞めた主な理由は、彼氏が出来たから、まあそっち（セッ○ス）に全力投球したくてのことだと思うけど、他のバイトから得た情報によると「大将からのメールがしつこくて…」と言っていたそうだ。

うーん、確証はないが、大将は見事僕らの期待に応えてくれたようだ。そして見事に玉砕してくれたのか？だとしたらあっぱれ！…なんだけど、Ｓちゃん辞めちゃったじゃん。せっかく可愛かったのにぃ（涙）

大将のしつこさに耐え、彼を出入り禁止にまで追いやったＨちゃん（現在27歳）からは昭和のスピリットを感じるし、気持ち悪いからといってすぐに辞めてしまったＳちゃん（現在19歳）は、やっぱり今の娘なんだなあと思う。

Ｓちゃんとは今度焼肉を食べにいく約束をしてあるので、その時にでも大将のことを訊いてみるつもりである。

ま、兎にも角にも40で19にコクった（であろう）大将に僕は賛辞を贈りたい。

本人には直接言えないんで、この場を借りて。

大将も風俗行けばいいのに。でも頑なに行かないんだよなあ。

まあ人のチンコのことはどうでもいいか。


〔text.The Gag Council〕

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時間というのは面白いもので、同じ１時間でも、長く感じる場合もあれば短く感じる時もある。モノの値段も人によって感じ方が違うけど、それは収入や価値観によって大幅に変わるもの。

時間は誰にでも公平で同じだけ与えられている。

絶対平等なのである。

ここがお金とは違う。

以下　大将のはなし （１）　からの続き

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前回『大将』のことを「いい人」と書いたが、大将が「いい人」だって分かるには、こちら側の成熟が必要とされる。僕は以前、ウタマロ代表の勝手にコラム！「大人になって分かるもの 」で、笑福亭鶴瓶の笑いは大人にならなければ分からないと書いたが、『大将』への理解はそれに近いものがある。


（昔の二十歳と今のそれは違う。現代の日本人は３０歳くらいになってようやく「成人」と認められるのではないか？自分が大人になったかどうかは、鶴瓶師匠でクスクス出来るかどうかで判断できる。と僕は思っている。）

（奇跡ともいえる円形脱毛症。やはり師匠には神様がおつきになっている。）

一ヶ月くらい前、『大将』がちょっとカチンと来る言動をとった。

僕は見た目は若いし、気も若いが、自分では成熟した大人と思っている。なのでこの時は「まあ大将も悪気は無いさ」とグッと堪えることが出来た。しかし、ウタマロ代表の中に住んでいるもう一人の別人格『マロちん』が『大将』のそれを良しとせず、「ちょっとイジってやれ」とついつい悪戯心を出してしまった。

マロちんは２時間後、『大将』に語りかけた。

「ねえ、大将聞きました？」
「ん？何を？」
「Ｈちゃんの話ですよ。」
「えっ！？Ｈちゃんがどうかしたの？？」
「Ｈちゃん結婚したらしいですよ。」






ここで『大将』の動きが３秒止まった。





フトゥー動きが止まるといっても一瞬で、時間にすればコンマ何秒かの話だろう。だけど『大将』は３秒間止まった。

３秒間止まった。

ここでの３秒ってすんごく長いかんねマジ、鬼長かった。（by 柳原可奈子）

ようやく動いた『大将』。平静を装いつつも「誰と？」「いつ？」「代表はどこからその情報を仕入れたの？」「できちゃった婚？」などと、僕からネチネチと情報を得ようとした。「幸せになるといいね」なんてウソ臭い言葉を最後まで言わないところが彼の素晴らしさ

「できちゃった婚かどうかは知りませんが、まあエブリデイ『生』でしょうね。」と、『大将』をさらに突き落とすところが、僕のもっといいところ

その後、『大将』に変わった様子は見受けられなかったけど、実はこの時、彼の中で何かが弾けていたのだと気付いたのは、つい最近の話なんだよね。


（つづく）


〔text.The Gag Council〕

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（僕的に『大将』を表現すると「リアル・トトロ」となる。アニメだから可愛いと思えるものの、現実社会にこんな生き物がいたらおっかなくて仕様が無い。）

もうすぐ４０をむかえる男がいる。僕は彼のことを『大将（たいしょう）』と呼んでいる。

山梨（特に田舎）ではいい歳になった成人男性のことを『大将』と呼ぶ習慣がある。例えば「○○工務店の大将が今度結婚するらしいぞ。」とか「大将は酒が好きだったからなあ。まあ早く死んだのは自業自得さ。」とか。

しかし、誰でもいい歳になれば『大将』と呼ばれるかというとそうではない。僕のようなスマートな男（自分で言っちゃったｗ）ではダメで、どちらかというと、なんていうのかな、その、昔ながらのというか、ちょっとドン臭さがあるというか、男おとこしている人物でないとそう呼ばれないのである。

僕の『大将』の話に戻る。

『大将』はいい人なんだけど、無意味に巨漢で、もれなくオーバーウエイトで、とてもブサイクである。その人柄や容姿を説明するに、当会議室の名物コメンテーターであるバナナマラ氏の天才的な表現をお借りすることにした。これ以上の表現がないからだ。

「『大将』は心は優しいんだけども、容姿が醜いため山から下りてこられない怪物」

これがピッタリなのである。いい人なんだけど、見た目はかなりキツイ。男の僕から見ても、とってもヤヴァイと思う。実を言うと、性格にもちょっと問題があるのだけど…うーん、でもやっぱりいい人という評価だなぁ僕は。

『大将』は一つの想い出を糧に生きている。もう５年以上前になるけど、バイトのＨちゃんという娘と色々あったようなのだ。色々あったといっても、これはあくまで『大将』が言っている話で、僕がＨちゃん本人から聞いたところによると「なんにもありません。あるわけないじゃないですか！○○さん（大将）の妄想ですよ！」という。

そんなＨちゃんと僕が親密だったという話は今でも『大将』には伏せてあるし、数ヶ月前に彼女が結婚したという話も『大将』には絶対に言わないでおこうと決めていたのだが…。


（つづく）


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