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夜の彼については僕が解釈しよう(3)
3月9日
S社長と値段交渉を済ませたポンビキに連れられ、エレベーターに乗る。そのちょっとだけ高級な店はビルの5階にあった。
エレベーターを降り、奥の隔離された席に案内される。少しするとM嬢が現れた。
「社長、久しぶりぃ~。全然来なかったねっ。」
あっ、嘘かも知れないけど少し怒ってる(笑)
ふうん、S社長はこういうのが好みなのか。確かにおっぱいは大きかった。凄く可愛いとか、美人とかいうわけではないが、なかなか好印象のルックス。そしてこれはすぐに分かったのだけど、とにかくよく気の利く娘だった。こういうのにおじさんはやられちゃうんだよね。
ボーイが僕に尋ねてきた。
「お連れ様はどのような娘がお好みでしょうか?おっぱいの大きい娘ですか、ノリのいい娘、それとも美人、キレイ系…。」
「おっぱい!…いやちょっと待ってください。おっぱい!う~ん、おっぱい!いや、ちょっと待って、う~ん、う~ん…やっぱりメチャモテ系で。エビちゃんって居るじゃないですか?そういう感じの娘で。」
「メチャモテ系ですね(笑)かしこまりました。」
おいおい、かしこまっちゃったよ。違ったら怒るからね!と期待しつつ、M嬢の作った「素敵に薄い」ウイスキーの水割りを半分ぐいっと飲んだ。ドアの音がしたんで振り向くと、やってきたのは…うおおぉぉ!本当にメチャモテ系じゃないかあぁぁ!
エビちゃんではなかったが、CanCamから抜け出してきたような、確かに確かにメチャモテ系のその娘はTという名だった。
「Tっていうんだ。いやー、いい名前だね。」
「いや、全然。」
「あっ、あっ、そうだよね。フツー過ぎて特にいい名前でもなかったね。」
最初はかなり感じが悪く、どうしようかと思ったT嬢。8年前の僕ならうろたえていたが、キャバトーク円熟の境地にある僕に不可能は無い。
数分後、彼女は天使に変わったよ(*・o・*)
いやあ、楽しかった!時間が来たようなので、二人を引き連れ同じビルの3階の系列店に向かう。会計は社長と割り勘にした。
そこで現れたAもキレイだったなあ(*・o・*)
…とここでまた、2店目での模様を長々と書いていこうと思ったが、今日仕事中に会った、「ウタマロ代表の勝手にコラム!」黎明期からの僕のブログの大ファンで、かつ私生活でも僕を慕ってくれているY本氏から「引っ張りすぎ」との指摘があったので、話を一気に3店目に進めたい。
あっ!でもこれから風呂に入ったり、オナニーもしなくちゃ!どっちも時間かかるんだよねぇ~。
というワケで、やっぱり今日はココまでにします。明日は絶対に完結しますからお楽しみに。
事件は3店目で起こりました!
それでは皆様おやすみなさいzzz
(つづく)
〔text.The Gag Council 〕
【顔だけだから分からないかも知れませんが、メイン写真は春画なんです。この女性の顔が堪らなくて凄く気に入っています。】
夜の彼については僕が解釈しよう(2)
5年前も、そして今回もS社長はそう言った。
新潟で代々続くS社長の会社は、僕らの業界ではかなり有名だ。S社長で七代目らしい。初めて会うまでよく耳にしていたのは、仕事に厳しかった先代社長に比べ息子のS社長ときたら…というものだった。
名家の名に恥じることなく、仕事が出来、財もあって、厳粛だった先代社長。しかし、その息子のS社長はいい加減で、女好きで、道楽者。
今まで散々いろんなことを言われてきたのだろう。飲んでいる最中、S社長は「俺は馬鹿なんだよ!」を繰り返す。
僕は凄く気持ちが分かる。何故かって?スケールはかなり小さくなるけど、僕だって似たようなものだったからだ。
小さい頃からそうだった。オモチャを持っているだけで、馬鹿息子呼ばわりされた。ちょっといいものを身に着けているとイコール馬鹿息子になってしまう。具合が悪い時に車で学校まで送ってもらえば馬鹿息子、女の子に何かあげると馬鹿息子。もうどうやったって馬鹿息子と言われるのだから仕様が無い。
そうやって言われ続ける。すると悩むより、どうせ言われるんだから、割り切っちゃったほうが利口ということに気付く。それがS社長の「俺は馬鹿なんだよ!」であり、僕の「親は本当に立派なんですが、僕は全く持ってどうしようもなくて…。」というセリフにつながる。
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3月9日
「俺は馬鹿なんだよ!」
「大丈夫です社長。僕も馬鹿ですから。」
「そうかそうか(笑)でもなあ、最近アイツのところに行ってないから怒られちゃうなあ…。」
「アイツって、お気に入りの娘でも居るんですか?」
「おうよ。Mっていうんだけどな。こっれがまたおっぱいが大きいんだ。でも、最近行ってないから怒ってんだろうなぁ。二ヶ月も行ってないからさぁ。」
「怒って欲しいんですよね(笑)」
「ばっか、、、うん、まあな。」
懇親会後、そんな話をしながらタクシーで古町に着いた僕ら。するとポンビキ達が寄ってきた。彼らは4、5人居たが全員S社長にお辞儀してきた。
「あれー、S社長ご無沙汰じゃないですかぁ。」
「おうっ、二ヶ月も来てなかったよ。M居るか?」
「いますよー。すぐご案内できますよ。」
「ちょっと待て、いくらだ?」
「そうですね、えーっと…。」
こんな感じで一件目に入店。
この日分かったのは、S社長は入店時に必ず値段をチェックし、そして必ずまけさせるということだ。
うん、アンタ馬鹿じゃないよ!
…と、この時はそう思っていたのだが。
(つづく)
〔何かあったのー!?とお思いでしょうが、すみません。まだまだ引っ張らせていただきます!それでは皆様おやすみなさいzzz〕
〔text.The Gag Council 〕