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マイ・リトル・人体実験
「それをする前に思い切りカラダに悪いモノを食べておこう。」
そう思った僕は、山梨では結構有名(?)なラーメンショップヤマキンチェーンで、味噌地獄ラーメンを食べてきた。
(税込840円。これは中盛でプラス100円。かなり高めの値段設定だ。)
「味噌地獄ラーメン」はただの「地獄ラーメン」より辛くないと思うのだが、それでも辛さはバツグンで、化学調味料が入っていると駄目だとか、出汁が云々と言っている方にはオススメしない。
むやみに辛いからか、背脂のせいか、麺にかん水を多く使っているからだろうか、食べるともれなくバックファイヤーするヤマキンチェーンのラーメンは、僕にとって美味いけどカラダに悪いものの代表格である。
餃子(税込370円)も食べた。お腹一杯になった僕は、これで思い残すことなく、それを実行することが出来る。
1月13日(土)大安 午後6時50分
昔、流行った「ハリウッド24時間ミラクルダイエット」。
これまた今更感が漂うが…。
これを使用し、ファスティング(断食)を決行する。
カラダに溜まった毒素を出す。
(それにしても汚い足の指である。恥ずかしいなあ…。)
ただ今、62.1㎏!
明日の夜か、明後日の朝なのか、いつ断食終了なのか分からないが、兎に角ここで成果を報告するのでお楽しみに。
〔text.The Gag Council〕
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昼から小堺一機で笑いたい
社員A(以下A) 「M君、10日までに出してって言っておいた書類が、出されてないんだけど。」
高3バイトM(以下M) 「あっ、すみません。明日、あっ、やっぱり明日はちょっと、明後日、いや来週でもいいですか?」
A 「来週じゃ駄目だよ。明後日かあ…明日は無理なの?」
M 「明日ですか…うーん。」
ウタマロ代表(以下代表) 「Mよ、やっぱりな。10日までに提出しろって言われているものは、10日までに出すのが当たり前だろ?」
M 「はい。でも、明日は…。」
代表 「Mいいか?怒るんじゃないから、よーく聞けよ。Mは今、バイトで月いくらぐらい貰ってる?」
M 「10万いくか、いかないかくらいです。」
代表 「だよな。で、ここで何ヶ月働いているよ?」
M 「半年です。」
代表 「だったら60万。でな、M。お前は高校を卒業したらすぐ就職するだろ。申し訳ないけどな、Mがバイトしてた6ヶ月間、必死に勉強していい大学に入って、一流企業に就職した奴とMは生涯賃金でかなりの差がついちゃうのな。だから今の時点での60万なんて、すぐにひっくり返されちゃう小さい金額なのよ。だけどM、ここからが大事だぞ。生涯賃金の多寡は関係なく、これを機会にお前が提出期限を守ることの大事さが分かって、一生そういう人間になれたとしたらこれは儲けものだろ。俺は、学生時代はバイトばかりしてましたという人間よりも、学生時代は学生の本分である勉学に勤しんでおりましたという人間を褒める傾向があるけども、そういう人間が皆、提出期限を守るかといわれたらそうではないし、学のあるなしに関わらず、やっぱり会社で何日までに出せというものを出さない人間は駄目だと思う。Mが少ないバイト代以外に得られるものの一つは、そういうことの大事さが分かる機会に早く恵まれるかもしれないことだよな。どういう機会がお前の人間形成に役立つかなんて分からないからね。繰り返すけど、ここでMがキチンと提出期限を守ることの大事さが分かれば、1時間850円以上の価値だよそれは。Mだって就職して何年かすれば、責任のある立場になるんだ。そうなったら部下に提出期限を守れっていう時が来ると思うぞ。その時に部下があのう明後日、いや来週で…なんて言ったらどうよ?な?M、ここまで俺の話を聞いてさあ。お前はいつそれを持ってくる?」
M 「明日持ってきます。」
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以前ここで書いた、ウチの取引先である、それこそナニワ金融道に出てくるような「典型的な町工場」である○○社。
その○○社に隣接するように家が建っているのだけど、それはここの地主の家。○○社は地主の敷地内で営業しており、勿論地代として毎月数十万払っている。商売は苦しくなる一方だが、地代は下がらないと、いつだったか社長がぼやいていたっけ。
夏の午後一時頃その工場に行くと、従業員(平均年齢はかなり高い。おじいさんとおばさんばかり)が汗だくになって働いているその隣で、窓を開けっ放しにした地主が寝転びながら、ごきげんようの小堺一機を観てゲラゲラ笑っているのをよく見かける。
昼から小堺一機で笑える生活をしている人は、おそらく心も優雅である。
この家は代々地主である上に、彼自身も元銀行のお偉いさんであるからして、定年退職した今は年金+地代で悠々自適の生活なのだろう。
「羨ましくないといったら嘘になる」というまどろこしい言い回しを使うことなく、僕のような人間はハッキリ「羨ましい!」と言ってしまうな。
1月12日(金)仏滅
○○社に行き、地主の家を見ると、今まで敷地内に置いてあったセルシオがレクサスLS460に変わっていた。内装などを見る限り、LSの中でおそらく一番高いやつだ。
(写真は以前ショウルームで撮ったものです。)
僕が地主に見つからないよう、ジロジロと車を眺めていると、従業員の○○さん(おじいさん)がやって来て、会社はこき使い過ぎだの、あーだこーだと、まあこぼすのなんの。
ちなみにこの○○さん。こちらが頼んだことはキチンとやってくれる、とても頼りになる人である。
年明けの工場は活気がなく、何だかみんな死にそうで、おまけに外の冷たい空気が首を冷やし続けたものだから、肩こり症の僕は堪らなくなって「○○さん、もう帰りますね。今年も宜しくお願いします。」と、そそくさとその場をあとにした。
こういうことはMに教えないでおこう。
〔text.The Gag Council〕
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