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葡萄畑越しの夕日
10月13日
営業の帰り。
思うところはたくさんある。
まあ夕日が綺麗だなあと。
そういうことで。
【実録】 貴方は殴るに値しない人間だわ (3)
母:「そのパートさんはね。娘が夜遅くに帰ってくると、叱るだけでなく殴ることもあるんですって…。どう思いますぅ…。」
代表:「そうですか…。まあそういう家庭もあるんじゃないですか。プライベートな部分。家庭の事情などについて、会社が関与する事は御座いませんから。」
母:「へえっ!ここはそういう会社なんですか?そういう人間を使うんですか。ウチのJをクビにするくせに。私が前にパートで勤めていたホームセンターはね。店長がみんなの悩みを親身に聞いてくれてね。」
空を見つめるウチの店長(26)。ここで彼女が言い始めたのは、そのホームセンターで不倫をしていたパートさんが解雇されたことについて。
あ、そうですか。
代表:「ほう、不倫ですかぁ。そういえばお母さん。先ほど当店の△△がご主人となんとかって…。」
母:「そうです。△△です。アイツはね…。」
△△は専門学校に通う女の子。飛び切り可愛いというワケではないのだが、色白でいやらしい体つきをしている。一言で言うと「男好きする」タイプの女性である。
それが何をしでかしたんだ?もの凄く興味がある。この時点で僕にスイッチが入ってしまった。後から思うにこれがいけなかったなあ…。
代表:「△△が何をしたのでしょうか?」
母:「△△がね。彼氏(16)に携帯を買ってあげたいからって、ウチのダンナに名義を貸してって、そうメールしてくるんですよ。」
代表:「ほう。お母さん。もう一度確認しますが、当店の△△がご主人に〔携帯を買うから名義を貸して〕とメールしてくるんですね?」
母:「そうです。私としちゃあ面白くないよ。そんなこと!」
代表:「お母さんは△△とどういった関係なんでしょう?どこでお知り合いに…。」
母:「ホームセンターで一緒に働いていたんですよ。」
代表:「ではご主人も一緒に?」
母:「いえ、主人は違います。アイツは私のオマケみたいなもんですから。」
代表:「オマケ…。(ヒモって言いたかったのかな?)でも、名義を貸してなんて頼まれるからには…。失礼ですがご主人と△△は…。」
母:「だ~か~ら~。面白くないっていってんだよ!というかこの会社はそういう人間を使うのかよ!?」
僕はこの時、明らかに状況を楽しんでいる自分に気付いていた。
(つづく)
〔text.The Gag Council〕
僕はヤンキーに嫌われる。それだけは間違いないようである。
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【実録】 貴方は殴るに値しない人間だわ (2)
Jを引き連れやって来たそのお母さんは、女性社員にいきなり噛み付いた。上下ジャージ姿でビーチサンダル。髪の毛は抹茶っ茶で変なパーマがかかっていた。
僕はすぐに駆け寄り「ここではお客様にご迷惑がかかりますから、休憩室へどうぞ。」と一言。二人を見ると…いやあ親子でキレてるなあ。
休憩室。興奮状態の二人を座らせる。
母:「なんでJがクビなんですか!先に手を出したのは貴方でしょう?」
代表:「手?手を出した?私がですか?」
母:「髪の毛を引っ張ったでしょ、貴方。」
J:「てめえやっただろ!」
代表:「髪の毛?ああ、確かに少しだけ引っ張りました。前髪の辺りをちょっとだけ摘まんでツンツンって。」
母:「そのツンツンですよ。」
代表:「あのう。確かにそれが手を出したと仰るならそうなんでしょう。でも髪の毛を鷲掴みにしたとか、そういう感じではないですよ。本当にツンツンぐらいです。ツンツン、ツンツツンツン。J君そうだったよね。」
J:「だからそのツンツンがムカつくんだよ。俺はお前をぶん殴りに来たんだよ。殴らせろよコラッ!」
代表:「あのうお母さん。J君は先ほどからこういう態度なんです。解雇も致し方ないかと。」
母:「貴方がツンツンするからですよ。そのツンツン。する必要があったんですか?ああっ!」
代表:「はい。その時私が判断するにする必要があったからしたわけです。でもお母さん…ツンツンぐらいですよ。ツンツンって。」
ツンツンな話が続くが、これから始まる長い話の大事な部分は唯一つ。このツンツンだけである。
これだけなら、まるで学校の体罰がどうのこうのとかいう話だ。ああ、こういう親って本当にいるんだな。これは理路整然とこの母親に意見を述べなくてはならない。そう思っていたのだが、この辺りからどんどんおかしな話になっていく…。
母:「この子はね。将来があるんですよ。これから社会人になるんです。」
代表:「はい。そうですね。」
母:「だから貴方が教育しないと駄目でしょう?」
代表:「僕が!ですか?」
母:「ええ、貴方がよ。見ての通りぃ。こんな親ですからぁ。子育てに失敗しちゃいましたよ。見りゃ分かんでしょ。だからね、こういうところで育てなきゃ駄目でしょ?ああっ!」
…。
代表:「あのう。僕が思うにです。企業…ですね。つまり会社というものは利潤ばかりを追いかけるものではない。社会という共同体の中にあって人を育てる役割を持っていると思うんです。」
母:「ええ。」
代表:「お母さんはそういった意味で僕にJ君を育てろと。そう仰るんですよね?」
母:「そうですよ。まさしくそうです。」
代表:「本日僕がJ君にした注意。勿論ツンツンも含めて、その一貫なんですが…。」
母:「…。あのねえ。ここのパートさんのこと。私はよく知っているんですよ。」
ん、話が変わったぞ。そしてここでタイミングよく店長(26)が登場した。
店長:「店長の○○です。」
母:「ああ、よかった店長さんが来てくれて。三人だけだったら、私とJでこの人をぶん殴っているところでした。」
…。
母:「店長さんも聞いてください。私はねここのパートさんのこと。よ~く知っているんです。そしてバイトの△△のことも、よ~くね。」
バイトの△△?
先日アップした「僕のこんな胸チラ事情」で書いた、僕が胸チラを狙っていた娘のことだ。
母:「△△とウチの主人はね…。」
(つづく)
〔text.The Gag Council〕
ある意味気付いちゃった代表。このあと暴走(?)が始まる。
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【実録】 貴方は殴るに値しない人間だわ (1)
遅刻である。そして遅れてきたにも関わらず挨拶もしに来ない。そんなバイトに上司が注意するのは至極当たり前のことだと思う。たとえ『ツンツン』を伴っても…。
この日遅刻してきたにも関わらず、挨拶もせずに仕事をし始めた高校生バイトのJ。僕は近くに寄って存在をアピールしたが、彼は僕の存在に気付くも何も言ってこない。これは注意しないと駄目だな。
ウタマロ代表(以下:代表):「Jおはよう。お前駄目じゃないか挨拶しに来ないとよぉ。」
高校生バイトJ(以下:J):「プッ。すんませんっす。」
座ったまま馬鹿にしたように笑い、こちらに顔を向けないJ。僕は近寄り、彼の短い髪の毛をつまむようにちょっとだけ引っ張りこちらを向かせた。
(これが後で問題になるので覚えておいて欲しい。)
代表:「おいおい、プッじゃないだろ。笑い事じゃないんだよ。店に来たらキチンと挨拶しなきゃ駄目だろう。」
J:「ああ、はい。」
このとき彼のニヤけた顔が、一瞬にしてキレた顔に変わったのを僕は見逃さなかった。
バイトを始めてまもないJ。僕と彼はシフトが違うため、滅多に会わない。この日一緒に店に入ったのは3回目である。
ただ、それまでの2回で判断する限り、小売業には向いていない人間ということは明確であった。そして教えた仕事に対する働きぶりも非常に悪かった。「どうしてあんなヤツ採用したんだよぉ。」と後で店長に突っ込むことになるのだが、それはもうちょっと先の話。
今回の彼の態度は非常にまずい。こちらとしては注意する必要がある。僕は遅刻した点、挨拶がなかった点、そして仕事の仕方(お客様に対する声かけの徹底。作業は常に“いらっしゃいませ”を言いながらすること。)を指導しその場を去った。
その後、彼の仕事ぶりを見ていると、ふてくされてしまって全くやる気が無くなっているようだ。近くにいって“いらっしゃいませ”を促すように僕が大きく声を出すも無視。こりゃまた言わないと駄目だな。
代表:「J。さっき声出しのこと言ったよな。声出せないかよ?」
J:「ああ、出せないっすね。」
代表:「そうか…。ちょっとさ、休憩室に来いよ。」
J:「ちっ。」
休憩室へ向かう途中、距離にして2m。僕は異変に気付いた。Jはカラダを震わせてキレているのだ。つい最近まで野球部だった彼の身長は185㎝。腕などは僕より数倍も太く、体格の面では明らかに僕を上回っている。こりゃ殴られでもしたらかなわないなあ。
そして休憩室。既に戦闘モードの彼をなだめて椅子に座らせる。
代表:「あのさあ。どうして言うことを聞けないよ?」
J:「今日嫌なことがあったんで、ちょっとイラついてんすよ。」
代表:「うーん。Jがさあ、仮にそういう気分であってもな。仕事は仕事なんだから、やることはやってくれなきゃ困るんだ。指示には従ってもらわないと。遅刻したのだってマズイだろう?」
J:「今日、俺は○○の代わりに入ったんすけど。」
この日入る予定だった人間の代わりだったとはいえ、引き受けたからには時間通りに来てもらわないと困る。
代表:「○○の代わりとはいえ、受けたからには時間通りに来てもらわないと困るんだよ。店が回らないから。分かるか、J?」
J:「分かるけど、てめえの言うことは聞けねえっての。」
代表:「そうか、俺の言うことが聞けないか。どうしてよ?」
J:「てめえが気にくわないんだよ。」
代表:「うん。気にくわなくてもいいんだけど、指示には従ってくれよ。従えないバイトはいらないんだよ。」
Jは休憩室に入るなり僕をずっと睨み付けていた。僕も目を逸らすワケにはいかない。ここでしばらく眼の飛ばし合いが始まった。
正直こういうことは苦手だ。日頃、「日本は改憲し、自分の国は自分で守れるようにすべきです。」といい続けている僕なのだが、いざこういう場面に遭遇すると「非武装中立」を唱えているような人間になってしまう。
しかしここは社会人として、男として引けないだろう。殴られたら殴られたでいいやと腹を括った。
J:「殴んぞ、コラ!」
代表:「殴る?殴っちゃだめだろう上司をさあ。」
J:「俺辞めんぞ。いいのかよ。」
代表:「ああどうぞ、どうぞ。というかお前は解雇。もう来なくていいよ。」
J:「ああ分かったよ。辞めてやるよ。」
そう言って、脱いだエプロンを床に叩きつけ休憩室から出て行ったJ。店を出る時、なにか僕に悪態を吐いていったようだが聞き取れなかった。
早速僕はこの日休みだった店長(26)に報告。彼はすぐに店に来てくれた。そして人事担当の課長にも連絡。
「そういうバイトはいらないです。代表ありがとうございました。」
人事担当の課長にそう言われほっとするも、店に大なり小なり迷惑をかけてしまったことには違いない。店長に謝ると「いやあ、代表が謝ることはありません。こちらこそすみませんでした。」といわれた。
「さて、仕事をしようか。」
僕は何事も無かったかのように仕事に戻り、店長も帰っていった。
しかし、しばらくして店長はもう一度帰ってくることになる。
…。
Jが母親とともに店に怒鳴り込んできたからだ。
(つづく)
〔text.The Gag Council〕
いつもと雰囲気の違う会議室!この話。まだまだ続きます。
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よせばいいのに…
遅めの昼食。
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いただきます。
(今日の夜は記事を数本アップします!お楽しみに☆)