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【実録】 貴方は殴るに値しない人間だわ (2)
Jを引き連れやって来たそのお母さんは、女性社員にいきなり噛み付いた。上下ジャージ姿でビーチサンダル。髪の毛は抹茶っ茶で変なパーマがかかっていた。
僕はすぐに駆け寄り「ここではお客様にご迷惑がかかりますから、休憩室へどうぞ。」と一言。二人を見ると…いやあ親子でキレてるなあ。
休憩室。興奮状態の二人を座らせる。
母:「なんでJがクビなんですか!先に手を出したのは貴方でしょう?」
代表:「手?手を出した?私がですか?」
母:「髪の毛を引っ張ったでしょ、貴方。」
J:「てめえやっただろ!」
代表:「髪の毛?ああ、確かに少しだけ引っ張りました。前髪の辺りをちょっとだけ摘まんでツンツンって。」
母:「そのツンツンですよ。」
代表:「あのう。確かにそれが手を出したと仰るならそうなんでしょう。でも髪の毛を鷲掴みにしたとか、そういう感じではないですよ。本当にツンツンぐらいです。ツンツン、ツンツツンツン。J君そうだったよね。」
J:「だからそのツンツンがムカつくんだよ。俺はお前をぶん殴りに来たんだよ。殴らせろよコラッ!」
代表:「あのうお母さん。J君は先ほどからこういう態度なんです。解雇も致し方ないかと。」
母:「貴方がツンツンするからですよ。そのツンツン。する必要があったんですか?ああっ!」
代表:「はい。その時私が判断するにする必要があったからしたわけです。でもお母さん…ツンツンぐらいですよ。ツンツンって。」
ツンツンな話が続くが、これから始まる長い話の大事な部分は唯一つ。このツンツンだけである。
これだけなら、まるで学校の体罰がどうのこうのとかいう話だ。ああ、こういう親って本当にいるんだな。これは理路整然とこの母親に意見を述べなくてはならない。そう思っていたのだが、この辺りからどんどんおかしな話になっていく…。
母:「この子はね。将来があるんですよ。これから社会人になるんです。」
代表:「はい。そうですね。」
母:「だから貴方が教育しないと駄目でしょう?」
代表:「僕が!ですか?」
母:「ええ、貴方がよ。見ての通りぃ。こんな親ですからぁ。子育てに失敗しちゃいましたよ。見りゃ分かんでしょ。だからね、こういうところで育てなきゃ駄目でしょ?ああっ!」
…。
代表:「あのう。僕が思うにです。企業…ですね。つまり会社というものは利潤ばかりを追いかけるものではない。社会という共同体の中にあって人を育てる役割を持っていると思うんです。」
母:「ええ。」
代表:「お母さんはそういった意味で僕にJ君を育てろと。そう仰るんですよね?」
母:「そうですよ。まさしくそうです。」
代表:「本日僕がJ君にした注意。勿論ツンツンも含めて、その一貫なんですが…。」
母:「…。あのねえ。ここのパートさんのこと。私はよく知っているんですよ。」
ん、話が変わったぞ。そしてここでタイミングよく店長(26)が登場した。
店長:「店長の○○です。」
母:「ああ、よかった店長さんが来てくれて。三人だけだったら、私とJでこの人をぶん殴っているところでした。」
…。
母:「店長さんも聞いてください。私はねここのパートさんのこと。よ~く知っているんです。そしてバイトの△△のことも、よ~くね。」
バイトの△△?
先日アップした「僕のこんな胸チラ事情」で書いた、僕が胸チラを狙っていた娘のことだ。
母:「△△とウチの主人はね…。」
(つづく)
〔text.The Gag Council〕
ある意味気付いちゃった代表。このあと暴走(?)が始まる。
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