ウタマロ企画会議室

「ア○ル懇願。そして情けないほどの昇天具合。もれなく満足したんでしょう？」

「ああ、したさしたともさ言われなくとも大満足に決まってるさそして熱い抱擁をした後、最後はキレイな腋の下を褒めちぎってやった。」

「腋の下を褒めちぎった？」

「そう、腋の下を褒めちぎってやった。最初に見た時に思ったんだけど、まあなんとも見事な処理具合なんだ。ツルンツルンだよ、ツルンツルン。痕なんか微塵も無い。きっと永久脱毛の大成功例なんだろうと思って、訊いてみたら案の定そうだった。」

「あれっ？代表はそんな完璧な腋が好きなんでしたっけ？」

「ううん、違うよ。本当は綺麗な女性が油断したところが見たいからね。ライト・ジョリーの盗み見が一番いい。でも、パーフェクトな腋はそれはそれでいいもんだよ。賞賛に値する。」

「なるほどねえ…。」

「その後、店を出て竜巻師匠に電話したら、彼のお相手をしたＹ嬢と話す事になった。」

〔以下 快楽亭日乗から引用〕

「Ｙですぅ。うたまろだいひょうさんですかぁ？信玄餅美味しかったですぅ。ホントにありがとうございましたぁ。」

顔も知らない相手なのに、けっこう会話が弾んでいる。
ホントにいい子だ。俺はすっかりファンになってしまったよ。

〔引用 終わり〕

「Ｙ嬢はさ、実はおかしい名である『うたまろだいひょう』という名前を面白がってくれたし、信玄餅をメチャクチャ気に入ってくれた。」

「それは嬉しいですね。」

「うん。でも俺は…本当は自分の相手をしたＭ嬢に信玄餅を喜んで欲しかったのよ。」

「Ｍ嬢は喜ばなかったんですか？」

「喜んださ。ただ、喜んだけどもそんなに喜んではいなかった。いや、ＨＰに和菓子が好きだって書いてあったからね、こりゃあ喜ぶだろうって持っていったのだけど、二人で一つしか食べなかったうえに…。」

「食べなかったうえに？」

「２時間が過ぎ、そろそろ帰ろうかと忘れ物チェックをしていたら、『忘れ物っ』とかいってそれを返されそうになった」

「わはは、いいなあそれ。」

「良くないよ！まあ、その後にした熱い抱擁によって、そんなことは軽く相殺されちゃったんだけどね。」

「で、腋の下を褒めちぎったと。」

「うん、ほめちぎったよ。わきのしただーいすき(*・o・*)」

「…。その後は？」

「竜巻師匠の意気なはからいで、吉原名物にお会いすることになった。」

「会った？名物って会うもの？観るものじゃなくて？」

「いや、お会いした（笑）」



「で、その御方と竜巻師匠と伊勢屋という老舗のお店に行き、かき揚げ丼をつまみに冷酒で一杯。」



「いいですねー！」

「うん、良かったよ。レトロな雰囲気がまた日本酒と合うんだなぁ。竜巻師匠は少し気分が良くなっていたようだった。」

「その吉原名物の方は？」

「その方はお酒を飲まないんだ。でも…。」

「でも？」

「飲まなくても酔っ払えるらしい。」

「飲まなくても酔っ払える？」

「そうらしい。ある意味夢のカラダだよね！」


（次回完結）


〔text.The Gag Council〕
〔2007/2/10 rewrite by The Gag Council〕

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『○○○さん』は○○県の某大学の現役女子大生で、身長157体重46、B88W59H85のオッパイ好きにはたまらない美乳の持ち主です。ルックスはレースクイーンの「○村りな」に激似の、大変お客様に特徴を伝えやすい女の子です。特にとがったほおのラインと目元が似てると思います。

〈お店のＨＰより〉

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この娘が人気なのは掲示板（県内風俗板）などで分かっている。

今のところ８０％の確率で予約するつもりなのだが…。

レースクイーンの「○村りな」ってのがサッパリ分からない（涙）

大変お客様に特徴を伝えやすくはないと思うぞ！

ネットで調べても手がかり一つないし。

誰か分かる人！僕を助けてくれませんか？

２週間近く悶々とした日々を送っているもので…。


〔text.ウタマロ代表（素）〕

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