ウタマロ企画会議室

あれも暑い日だった。

僕が生まれて初めて観たアダルトビデオ。

立原友香。



僕は中学生。中２か中３か忘れたが、その夏休み。

いつものように当時の相方のＫ君（彼はプロレス者だったのだが…。先日一緒にノアを観に行くも、彼の心はヴァンフォーレ甲府にあった。観戦中、彼はずっとヴァンフォーレの試合状況を気にしていたっけ…。）のウチに遊びに行った僕。すると彼は妙にドギマギしている。おかしいぞ。

「どうしたの？」
「いやっ、あのっ、そのっ、さ。」
「なによ？どうしたの？」
「…実はさ。昨日マロちゃんが帰った後、Ｔさん（当時高校生。小中学校の先輩）からコレ借りちゃったんだ。」
「スワッ！！！コレってもしかしてエロビデオ？？見せてよ！！」
「いいよ。いいけど…絶対オナニーしたくなるよ。俺の部屋でしちゃイヤだからね。」
「大丈夫。んなコトするワケないじゃん。いいから見せて。」
「しょうがないなあ…。」

















ソッコーでヌイた(*・o・*)

彼の前でヌイてやった。その頃は思春期故、恥ずかしがりやさんであったから、チンポを見せながら堂々とヌイたワケではなかったけど、パンツの中に手を突っ込んで、小刻みにシコシコして、インしてあったティッシュにザー〇ンを出した。

「すんごいおっぱいだったね(*・o・*)」
「でしょ？すんごいんだよコイツ。ちょっと同級生では居ないね。こんなおっぱい。」
「居ない居ない。Ｈ（当時僕が好きだったクラスメイト）の５倍はあるわ。」
「俺もそう思う。こんなおっぱい見たらＨでヌクのが馬鹿馬鹿しくなってきたよ。」
「そう言わないでよ…って、Ｋ君もＨでオナニーしてるの！？」
「いやっ、あのっ、そのっ……３回ほどね。」
「えええっ！！」

Ｋ君がＨでオナニーしているのもショックであったが、そんなコトよりおそらく母親以外で初めてみたであろう成人女性の生のおっぱい。しかもそれが立原友香の巨乳であったのだから、僕の衝撃と来たらそれまでの人生でマックスに近いものがあった。

それから僕は家に帰って３回ヌイた。妙に大人びた気分になって、寝る前に「Ｈでヌクのなんて馬鹿馬鹿しいや…」なんて思ってみたりもした。

何事も初めが肝心である。今まで数え切れないくらいＡＶを観てきたが、僕が最初に観たＡＶが立原友香で、彼女が巨乳だったということに運命を感じる。

ボンデージという言葉も彼女の写真集で初めて覚えたし、Ｈにフラれた時も「おっぱいないくせにふざけやがって…」と想いを怨みに転化させ引きずることもなかった。

立原友香で何回ヌイたことだろう。

僕が山おんな派である原点は間違いなく彼女にあるのだ。


〔text.The Gag Council〕

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