ウタマロ企画会議室

「これはいいネタが出来たぞ！」と、最初は書く気満々であった『なんとなく、○○クリ○タル』シリーズであるが、どうやら皆様にはご好評をいただいていないようなので、ちゃんとした文章を書くのが面倒臭くなってしまった。

というワケで、当会議室でお馴染みの集荷ドライバー「Ｓ水クン」に愚痴をこぼすという形式で、僕の身に起こった悲劇をお伝えしたいと思う。


↑Ｓ水クン〔26〕（写真はイメージです）

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ウタマロ代表（以下 代表） 「でさあ。その俺が行った時間の料金は14.7Kなワケよ。」

Ｓ水クン（以下 Ｓ水） 「はい、はい。」

代表「朝、ネットで2Kの割引券をゲットしていたからね、まあ13Kあれば足りるだろうと。でも、細かいのがなかったから、俺は1万円札と5千円札を握り締めて入っていったんだ。」

Ｓ水 「財布は持っていかなかったんですか？」

代表 「うん、だってスキミングとか怖いじゃん。車の中に置いていったよ。」

Ｓ水 「ああ、そっか。」

代表 「入るとカウンターがあって、すぐに料金を払うんだけどさ。それが12.7Kっていうんだよ。元の14.7Kって料金は、14Kに消費税だって思ってた俺にとってさ、14Kから2Kを引いて、そして消費税。12.6Kじゃないの？って思うワケ。でも、14.7Kから2K引いて12.7Kって、その親父は言うんだ。なんか腑に落ちないよなあって。」

Ｓ水 「代表は血液型何型ですか？」

代表 「ん？ＡＢだけど。」

Ｓ水 「そうですか。」

代表 「…でさあ、その横にマジックミラー越しに女の子を選べる部屋があるんだよ。そこに若いお姉ちゃんが３人、外人が５人くらいいるワケ。日本人の３人は黙々とメールとかしててさあ、外人はソファのところでワイワイやってるんだ。」

Ｓ水 「へー。それはいいですねー。選ぶ感がなんとも。」

代表 「だよね。んで、俺はもれなく外人はパスな男だから、３人から選ぶんだけど、その中にさあ、居たんだよ上玉がさぁぁぁ！！！」

Ｓ水 「うおっ！代表、メチャクチャ興奮してますね（笑）」

代表 「だって、ムチャクチャ可愛いんだぜ。これが嘘でなくアイドル並みなんだ！俺はもう興奮しちゃってさぁ。その時ちょうど、俺の背後に違う客が一人迫ってきてたんだけど、そいつに盗られちゃなるものかって、物凄く焦りながら『おっ、おっ、おじさんっ。あっ、あっ、あの娘、あの娘！あの、ソファに座ってメールしてる娘！奥の娘ね。手前のメールしてる娘じゃなくて、奥のソファに座ってる日本人ねっ！』って凄く早口で言ったんだけど、吃っちゃって早くねえの（笑）」

Ｓ水 「ププッ。らしいですねぇ。」

代表 「らしいとか言うなよ（笑）だってぶっちゃけ、その娘以外は駄目だったんだもん。で、すぐにその娘が呼ばれてきたんだけど、近くで見るとこれが飛び切り可愛いんだ！頭の中で『イエス！イエス♪ナイス！ナアーイス♪』の連呼だよね。」

Ｓ水 「いいなあ。で、カラダはどうだったんですか？」

代表 「…。」

Ｓ水 「えっ！？どうして黙っちゃうんですか？」

（つづく）


〔text.The Gag Council〕

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