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お金を出す。その理由。
ご存知の方も多いと思うので、軽く読み流して欲しいのだけど、日本は世界で一番早くボージョレ・ヌーボーが解禁される国である。
１１月第３週の木曜日がその解禁日なのだが、時差の関係でそうなるらしい。日本のワイン愛好家は、こんなところでも「嗚呼日本人に生まれて良かった」が味わえる。
１１月１７日（金）大安
解禁日より一日遅れではあるが、行きつけの酒屋さんでボージョレ・ヌーボーを買ってきた。共にヴィラージュ（ただのボージョレよりも濃くて芳醇なワイン）である。
【写真左】ドメーヌ シャサーニュ2006 ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー
価格：2,780円（税込）
【写真右】フランク サンカン2006 ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー
価格：2,650円（税込）
これを書いている今、フランク サンカン2006 ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボーを飲んでいるのだけど（あと一杯で飲み終わる）、すんごく美味しいのでとても気分がいい。
フレッシュ！フレッシュ！フレッシュ！なベリー系、カシスのような香りで芳香炸裂！しかし、しかーし。ヌーボーだといって、軽いのを想像して口に含むと、いやこれがかなり重厚な口あたり。フレッシュ、豊潤＆重厚で、とってもとってもうまーいのだ。
だからヴィラージュでなければ駄目なのである。ワインに関して「高ければいいってもんじゃないよ」というのは『逃げ』であって、色々飲んでみたがやはり高いワインは美味しいと思う。
しかし最近の僕はといえば、そういうことを重々承知しているにも関わらず、出来るだけ安くて美味しいワインを求めていた。ディス・イズ・貧乏性。デイリーで飲むことを考えていたからである。
ただ本日、フランク サンカンを飲んで方向性を変えることにした。
1,000円台のAOCしか飲んでいない人間に5,000円台のAOCを語れるか？5,000円台のAOCしか飲んでいない人間が10,000円台のAOCを語れるか？
高いのにはやっぱりワケがある。だったらそのワケを知ろうじゃないの。というワケで、これからの僕はちょっと高めのワインを飲んでみることにします。
（自分の出せる範囲で。あまりに高いのは無理。いってもせいぜい5,000～10,000円くらいまで。）
ワインは『格』が重んじられる世界である。この辺がプロレスみたいで好きだ。
ジャンボを知らずして井上雅央を語るべからず。
…ちょっと違うか（笑）
〔text.The Gag Council〕
〔2006/11/18 rewrite by The Gag Council〕
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コメント
この年で子供扱いされます
おっちゃんは、デイリーなもので２Ｋまでを目安に、最高で９Ｋクラス（レストランを除く）のワインしか自腹で飲んだ事無いので周りのエンスーな方々からは子供扱いされてます。
ワインって奥深すぎ！はっきり言っておっちゃんのサラリーではロマネ・コンティなんて夢のまた夢、清水の舞台から飛び降りても買えません（哀）
それなりのものを美味しく戴けばそれで良いと思いますよ、自分のサラリーの範囲内でね♪
昨日は酔いました！
そうですよね！ワインは奥が深すぎます
エンスーの方々に怒られないレベルまでには、弛まぬ努力と…お金が
僕にそんな情熱は無かったですｗ自分の出せる範囲内で、美味しいのを飲むとします。
僕は週末のみ1本5Kくらいで（涙）
ではでは。
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