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慈愛 「The big buttocks (2)」
内容は数字の聞き取り 〔 1=eins(アインス)、2=zwei(ツヴァイ)、3=drei(ドライ) 〕 や、簡単な文章 〔 私はあなたを愛しています=Ich liebe dich.(イッヒ リーベ ディッヒ) 〕 〔 どうもありがとうございます=Danke schön.(ダンケ シェーン) 〕 など、少しドイツ語を習った人が普通に聞いていれば、絶対に分かるものだったのだけど、僕はどうにも彼女の『生のドイツ語』よりも、『生のデカ尻』の方が気になって仕方がない。
当時の僕は18歳。おふざけ真っ盛りのお年頃である。テスト直前、シェアマンのケツをネタに隣の二、三人を笑わせていた僕は「おふざけモード」のままテストに突入してしまった。
すると、案の定ヒヤリングを見事聞き逃した。マロちんヤバーイ(涙)
そんな危機を救ってくれたのが、隣で同じく「おふざけモード」のままテストに突入し、見事ヒヤリングを聞き逃した○藤君。あだ名は「シュ○ー」。
小心者だと思っていた彼が、ゲルマン人相手にあんな強行手段に出るとは思わなかった。彼女を呼んだ彼は耳元でヌケヌケと「聞こえなかったんだけど…。」と言ったのだ。しかも“オタクの言い方が悪かった”みたいなニュアンスで。
するとマズイと思ったのか、彼女は彼の耳元でなにかをささやき始めた。隣に居た僕はハッキリ聞こえた。アレー!問題を繰り返しちゃってるよ(*・o・*)普通何回も繰り返さないから「ヒヤリング試験」になるのに、そんなに耳元で繰り返しちゃったら駄目じゃーん。
僕も彼女を呼んだ。同じように「聞こえなかった」と言うと、彼女は僕の耳元でも「アインス、アインス、ツヴァイ、ツヴァイ、ツヴァイ、ドラ~イ、イッヒ・リーベ・ディッヒ!イッヒ・リーベ・ディッヒ!」と何回もささやいてくれた。
彼女はドイツ人だが、「愛してる、愛してる」と耳元で何回も繰り返された僕は、まるでフランスの有名女優カトリーヌ・ドヌーブとのセッ○ス中に耳もとで「愛しているわ」と言われているような気分になってしまい、なかなか文字に出来ない。
(嗚呼愛しのカトリーヌ・ドヌーブ。おばちゃんになっちゃったけど、やらせてくれると言われたら僕は勿論やる。)
すると彼女は慣れない日本語で「“ニ”ノコトデス。“サン”ノコトデス。」といい始めた。さらに空中で指先はそのスペルをなぞっている。
教室が騒つき始めた。こうなるともうどっちらけである。回答は漏れまくり、あちらこちらで失笑がこぼれた。
そして試験終了…結果は?
みんな良かったに決まってるじゃない。
ダンケ シェーン。
(つづく)
〔text.The Gag Council 〕
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今日はカトリーヌ・ドヌーブ特集!!
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