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第26次モザイク考
「若い頃はよく見たんですが、今は見ませんね。」
それはどうしてでしょう?
「昔は本番が少なくて安心して見てられたような気がするんですよ。でも、いつの間にか“本番至上主義”みたいになっちゃったでしょ。本番してないと“なんだ本番じゃないのかよ~”なんてね。じつはボク、ほんと~に本番が嫌いなんです。所詮“入ってる。入ってない”って話でしょ。そこで判断するのはいかがなものかと」
数年前、そうインタビューに答えていたのは漫画家、コラムニスト、ラッパーなど様々な肩書きを持つサブカル界の雄『杉作J太郎』氏。
(彼のことは好きなのだが、ここはあえてモザイクをかけさせていただく。)
彼がアダルトビデオについて言いたいことは次の一言に集約される。
「大事なのは、本当に入っているかどうかじゃなくて、いかに気持ちが入ったセクシーな姿を見せてくれるかってことだと思うんです。」
なるほど。言いたいことは分かる。さらに杉作氏は続ける。
「AVのセックスシーンって、ちょっと格闘技の関節技に似ているところもありますよね。“入ってる、入ってる!決まってる、決まってる!”ってお客さんが騒ぐでしょ。でも僕なんかは“本当にそんなこと分かるの?どっちでもいいじゃない”って思っちゃうんです。ボクはどっちかっていうと分かりやすいプロレスで育った世代なんで、“決まってる!”みたいなのは苦手なんですよ。格闘技もAVもね。」
杉作氏はここでプロレスを持ち出した。実は僕もAVについて語る時によくプロレスと絡ませる。
プロレスはそれ自身ジャンルとして持っている“グレーさ”が、AVは“モザイク”が、それぞれ僕らに与えてくれる感覚って凄く似ていると思うからだ。
プロレスについて書くと長くなってしまうからここでは割愛するけれど、AVにモザイクがかかっていることで、僕ら日本人が得た特異な感受性は世界に誇れるものだと僕は思っている。ノーモザイクで、「ジーザス」と「オーマイガッ」が連呼される洋ピンだけを観ていたら、この陰湿で奥深い性に対する感覚は生まれていないとも思う。
そう考えると、前述の杉作氏のように所謂“プロレス者”のロジックをAVに当てはめ、「大事なのは、本当に入っているかどうかじゃなくて、いかに気持ちが入ったセクシーな姿を見せてくれるかってことだと思うんです。」と考えるのは正しいとなるし、モザイク越しのメッセージを受け取ろうとするチカラが奥深い日本人の感性を生んだのなら、モザイク様々じゃないのと感謝すべきとなる。
でもね…。
うん何でもない。それでいいんだよね。モザイクがあったほうがいいんだよね。でもさあ、でも、でも…。やはり、そうはいっても僕は…。
「モザイクの向こう側で起こっていることが知りたいんだ。」
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歌舞伎町に行って僕が手に入れたほとんどは今の若い娘のモノだったけど、見つけた瞬間「ナツカシー!」と思わず手を伸ばしたこの作品で僕は十数年前、モザイクの向こう側で彼女に起こっていた真実を知った。
『SHALL WE LOVE? 気分はダイヤモンド ザ・ベスト 桜樹ルイ』
「僕は騙されてなかったんだ。」
画面には村西とおると“生”でガチンコ○ァックを繰り広げる桜樹ルイが居た。
感じるだけだった“モザイク越しのメッセージ”が十数年の時を経て開封され、自分が騙されていなかったことを知るや安堵し、彼女の大きな優しさに包まれながら心行くまでオ○ニーに耽った僕は、モザイクについてこう結論づけたいと思う。
『モザイクは大いなる善意である。』
そしてモザイクあっての、ノーモザイクである。
こんな気持ちになれるなんて…日本に生まれてよかった。モザイクがあってよかった。
第26次モザイク考。
通算15回目のモザイク肯定で終了。
いやーAVって本当にいいモノですね。
それでは皆さんおやすみなさいzzz
〔text.The Gag Council 〕
あっ、M嬢を登場させるのを忘れたぁぁ(涙)
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今宵は桜樹ルイに乾杯!
コメント
23日は・・・
有り難う御座いました。ゆ~っくりと代表のお話しも聞けずに・・・しっかし如何なもの・・・ってあんまり聴けなかったですね・・・だったでしょうか。
ブルーズな夜にむらさき真珠の話しをしたかったのですけれど・・・ま~た宜しくお願いします。
いえいえ…
2曲だけでしたけど、しっかり聴かせていただきました♪凄くいい雰囲気でした!
多分今週もお伺いすると思うのでその時にいろいろお話ししましょう
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