ウタマロ企画会議室

ホテルのフロントでパソコンを借りて、部屋で早速デリ検索。
コンビニで地元風俗雑誌を探したが、見つからなかった。

　顔にモザイクをかけている店がほとんどで、違いが分からない。
新潟名物「桃太郎アイス」をかじりながら、真剣に画面に向き合う。
ギャル系にするか？　サービス濃厚な人妻系か？
うーん、悩みMAX！！！

１時間後・・・・

「今日はギャル系で行こう！、新潟の肌が白い素朴なギャルと
　エロいことがしたい！！！」

　ギャル系の店にターゲットを絞り、検索！
無難な店を見つけた、定額給付金価格で６０分遊べる店だ。
新潟童貞なのに新潟経済に貢献する俺はなんて新潟想いだろう？

　「もしもし、XXXですか？」

　「はい、XXXです。」

　「初めての利用なんですが、Mちゃん出勤してますか？」
　
　「はい、出勤しております。今からですと１５分ほどで
　伺えます。」

　「じゃあ、６０分でお願いします。ホテルはKで、部屋は０００です。」

　「ホテルの前に女のこが、着きますとお客様の携帯に女のこから
　非通知で電話致しますので、お願いします。」

　「はーい」

　かなーり久しぶりのデリヘル利用だ。最近は、もっぱらソープだった。
　果たして、俺は逝くことができるのか？　それを試す為にも今回
　デリヘルを利用した。

　時間通り、携帯が鳴った。しかし、非通知でなくて通知だ。なんだが
　新潟っぽいなあと思い口元が緩む。どんな色白純粋娘が来るのかな？

　「チーーーーン。」
　エレベーターが自分の部屋の階に到着した音がする。
　ついに来たか？　にいデリのにいギャルがついに来たか？北か？北方謙三！
　「小僧ども、悩むならソープへ行け！！！」は名言だね。

　部屋のドア付近まで行き、穴から外を覗く。
　カツ、カツ、カツ、タレかつ、かつ、かつ　ヒールの音がだんだんと大きく
　鳴ってくる。　はああ、心臓がドキドキする。ドキドキだよ、ドキンちゃんだよ。
　食パンまん大好きだよぉ。でも、一番好きなのはメロンパンナちゃんだよｗ

　デリヘル利用はこの瞬間が一番楽しい。俺のアドレナリンが抽出されていく。

　部屋の前に、一人のギャルが立った。新潟の色白の素朴な美少女を想像
　していたが、ちょっと違う感じだ。
　ドアを開けて、部屋に招き入れる。こ、こ、これが、にいギャルか！！！
　洗練されたファッションは魔界都市東京に近いからだろうか？
　おしゃれだ・・・。今までのデリ嬢の中で服装が一番おしゃれだ。

　顔は・・・うーん、ギャルって感じだ。古町のキャバ嬢みたいだ。
　軽く挨拶を交わし、料金を支払う。時間も短いため、にいギャルMちゃんは
　自分で脱ぎ始めた。

　やっべーもうすぐ・・・・　初めての新潟ギャルの裸が見れる。
　俺の、息子は万代シティのレインボータワーの様に直立した・・・。
　Mちゃんが、脱いでいるとこを観察していると、

　M　「なんかー私ばっかり裸になってて、恥ずかしいんですけどｗｗｗ」
　
　俺「あーごめん、新潟の女のこの裸見るの初めてでさ。」

　M「そうなんだーWWW　じゃあ、今日は仕事？」

　俺「ううん、にいギャルを抱きたくて、来ちゃったｗｗ　いやー
　　　こんなかわいいこに会えてよかったよ。」

　M「またまたｗｗｗ」


　しまったあああああ　俺は大失言をしてしまった。
　仕事と言わず、遊びと言ってしまった・・・。なああああ

　今までのデリ経験上、こう発言すると、リピートがないと思われて
　サービス低下２００パーセントである。

　果たしてにいデリはどうか？？？


　続く。


（原文ママ）

〔text.亜濡洲痔郎（アヌスじろう）〕

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