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歌舞伎町ボーイズ
歌舞伎町名物が猛威をふるう前。モザイクAVが全盛だったあの頃。斉木しげるみたいな男優がいたのを覚えている。名前は知らない。
彼は擬似ファック専門の男優で、濃い目のモザイク越しでも、ふにゃりながらの擬似射精だということを分からせてくれる稀有な存在だった。
TSUTAYAで借りて家に戻る。借りてくるのはお気に入りの女優なワケだから、わくわくでビデオデッキに手をかける。だけど、彼が出てくると一気に心が萎えて…。
今度こそは、今度こそはちゃんとやるだろう と期待を込めて早送りするも、彼はもれなく毎回擬似。もう、怒りをとおりこし、「貴方はそれでいいんですか?本当にそんな生き方でいいんですか?」から、「どうしてこうなったんですか?擬似ファック要員になるまでの経緯が知りたいし、その境地に辿りつくまで、貴方になにがあったのですか?」と、一度お会いして訊いてみたくなってきた。
それから何年も経った。いまはどこかの田舎町で別の仕事をしているのだろうか?それともまだAV業界に残っている?だとしたら都会の片隅で貴方はなにをおもっているの?
歌舞伎町名物で偽ザーメン(通称:偽ザー)の中出しモノを観るたびに、そんなことを考える。
現在、歌舞伎町名物で偽ザーファックをするのはそれ専門ではなく、他作品ではガッツリ中出しを決めている連中。だから、偽ザー要求をする女優に対し、大なり小なり「んだよ!テメっ!」と思っているはず。彼の境地に至っているヤツなんて一人も居ない。
そう思うと、彼のような擬似職人がいたオモテのAV界って、成熟した世界だったのではないかなと。いや、成熟という言い方はおかしいか。誰もやりたがる人がいないから、俺がやりますみたいな。カムイ伝とまでは言わないが、不景気だけど産廃業者は相変わらず儲かってますのような。
歌舞伎町名物の作品レベルの低さを嘆く人もいるが、この世界はいろいろな意味で「途中」ということで、あたたかく見守っていただきたいと願う。
彼のような存在が現れたときに、歌舞伎町名物は「ようやく」という感じになる。
ま、モザイクレスなので、最初から最後までふにゃふにゃな男優なんて、登場するわけはないのだけれど。
〔text.The Gag Council〕
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