ウタマロ企画会議室

○○○ちゃんと会う夜は、何故か雨のことが多かった。彼女と会う日の昼間から夕方にかけ、会社から空を眺めているとドンヨリした雲がやってくる。

あれを暗雲っていうんだな。

彼女はスラリとした美形の女性で、これぞ「幸薄美人」という典型的な容姿をしていた。残念ながらおっぱいはなんにもなかった。

おっぱいが小さくても「その周辺はやわらかい」ということを僕は彼女で初めて知った。それまでは比較的おっぱいの神様に微笑まれていたもので。

彼女はいつもキャミソールを着ていて、僕はそれが毎回違うのに感心していた。結局、別れるまで同じものを身に着けているのを見たことがなかったもの。お洒落な女の子だったなあ、ホント。

キャミ姿が可愛かったこともあるが、脱がすのがなんだか切なかったから、いつも裸にキャミソール着用というスタイルでそういうことを行った。妙に興奮したのを覚えている。巨乳ならダメだったのだろう。脱がしてしまうからね。

片側の紐がずれ落ち、その華奢な肩を抱きしめる度にキュンとなった。

そうこうしてスリムな女性もいいもんだね！と思えるようになったけれど、やはり基本はむっちむち好きであるからして、途中から何か足りない、何かが…と考えるようになった。

それから、これぞ創意工夫（？）というやつか？着衣プレイというベクトルに僕の力は注がれた。シチュエーションによって興奮するったらないのよ、もうこれが。で、その快楽の果てにあることが分かった。

結局、彼女に何かが足りなかったのではなく（まあ実際におっぱいのボリュームが足りないわけだが…）、僕自身に足りないところがいっぱいあったのだということに。

それまで散々「何事も受け入れて楽しんでしまうべきだ！」とプロレス者ならではの理論を振りかざして生きてきた僕が、いざおっぱいの小さい女の子と付き合ったら、それが出来なかったという情けなさ。

途中で「気づき」が起こり（着衣プレイ）、僕は面白いヤツのままいられたワケだけど、あの時に小さいおっぱいを見放していたら、つまらない男になっちゃったかもね。

ま、彼女は数ヶ月で僕を見放しましたが（笑）

いま僕は再び、「何事も受け入れて楽しんでしまうべきだ！」と、自分に無理やり言い聞かせなければならないシーンに陥っている。

それはおっぱいが小さいという、それはそれでいーじゃん！素敵じゃん！小さいほうが好き！と、そういう殿方が世の中にいっぱい居るというハナシではなく…。

ま、いいや。しばらく考えないでおこう。

自民党のような問題先送り方思考が出来るようになって、僕の女性関係は思い切りだらしなくなった。それが悪いこととは…思っていない。（政治は基本的にアカンで！）

さて。

予告していたように、明日からウタマロ代表の仕事の予定が変わります。

月　午前8:00～午後11:30まで
火～金　午前8:00～午後9:30まで
土　午前9:00～午後9:30まで
日　休み

となりました。

当会議室ですが、平日と土曜はかるーいネタをアップ、日曜日は最低１本、時間があれば複数本アップという感じで運営していく予定です。更新のない日もありますのでご了承ください。

それでは皆さん、また明日☆


〔text.The Gag Council〕

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