ウタマロ企画会議室

今回の三日間を思うに、「食う⇒飲む⇒うんこする⇒食う⇒飲む⇒うんこする」を異常な速度で繰り返していたように思う。

温泉ランドに着いた僕らは、早速ひとっ風呂浴びて館内の居酒屋（？）でグビグビ飲んで、もりもりに食べた。その後僕はマッサージ、師匠はアカすりへ。そしてまたまた館内の居酒屋（？）でグビグビ飲んで、もりもりに食べた。

いい時間になったんで館内奥にあるザコ寝スポットへ。そして早めに就寝。温泉と酒でいい気分。かなり癒されたぜ。おやすみなさいｚｚｚ

…。

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グピー。グピー。グピー。

午前３時４６分。目が覚める。これ誰のいびき？右隣から聞こえる。うるさくて眠れないよ。誰だっ！！って師匠じゃーーん

グピー。グピー。グピー。ゲッ！グピー。グピー。グピー。ゲッ！

まいった。師匠はメタボリックバディなんだけど、それはメタボな人特有の途中で途切れる病んだいびきではなかった。いやらしいくらい規則的に、そしてとにかく大音量で、物凄く迷惑ないびきを掻いてる。顔を見ると…僕のほうを向いてめちゃめちゃ幸せそうに寝てんじゃん！なんでそんなに幸せそうなのよ？？

グピー。グピー。ガガグゴッ。ゲッ！グピー。グピー。ガガグゴッ。ゲッ！

すんごいいびきなので、もしかしたらと思ったら、僕の左隣の人は薄明かりの中、本なんか読んでるじゃん。眠れないのね。ごめん。俺の竜巻野郎が…ごめん。

僕はわざと体を師匠にぶつけ目を覚まさせる手段にでた。一瞬彼は目を開けて、寝返りを打つ。いびきが止まった。良かった！と思ったのも束の間…。

グピー。グピー。ゲッ！ガガグゴッ。グピー。グピー。ゲッ！ガガグゴッ。

周囲では師匠のいびきと相殺させたいかのように、わざと寝息を荒げる人や、「ちっ！」と舌打ちをする人も出てきた。僕は思い切り日本人で、究極に和を尊ぶ人間である。師匠のいびきでみんなが眠れない。ヤヴァイ。なんとかしないとヤヴァイ。

と思いましたが、延々と続く彼のいびきを聞くにつけ、僕がとった行動は。

…その場から逃げました。

時間は午前４時頃。風呂に入りに行き、全部脱いだところで『ただいま清掃中』の文字が目に入る。ああーーーっ。

喫煙所に向かうと、早起きのババアが僕のことも同じ早起きさんと勘違いしたのか「おはようございます。」と声をかけてきた。違うの。僕は早起きじゃないの。いびきで眠れないだけなの。

一時間くらいしてかな。戻ってみると彼は先程と変わらぬ大音量でいびきを掻いている。おまけに僕の使っていたタオルケットは誰かに片付けられているぢゃないか。もう踏んだり蹴ったりだぜ

フロントに行き、もう一度タオルケットをもらいなおす。そしてまた元の場所に戻るも、幸せそうな寝顔のあの男が引き続きいびきをお掻きになってたんで。

…離れた場所で寝なおしました。

周りで寝られなかったみんなごめん。

本当にごめん。

僕、その人知りません。

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翌日、朝食バイキングでこれまたお腹いっぱい食べた二人は、甲府のとある公園へ。

僕と共にLady Ella（←代表御用達のバー）演劇部のファンタスティック・トゥーと呼ばれるＭ山氏を向かえ、友人の結婚式の余興のビデオ撮影をした。監督はもちろん竜巻野郎氏である。

これが爆笑につぐ爆笑になったのだけど、その模様は今回割愛させていただく。昨日そのＤＶＤが完成したんだけど、You Tubeにでもアップしようかなあ…やっぱり気持ち悪いから止めておこう。

大の大人が朝も早よから、人通りの多い公園でキス！キス！キス！なもので。しかも僕は女装、Ｍ山氏は質感の高いベロアのＴバック一丁である。捕まる寸前であった。通報されなくて本当に良かった。あんな格好で出頭できないもんね。

撮影後、山梨でナンバー１のタンメンを師匠に食べさせて今回の旅は終了。

ありきたりの名所は周らなかったものの、笑いにあふれるナイスな旅を提供できたと思う。

いやーー、ナイスホストでごめんなさい。

家に帰ると僕はトイレに直行。もりもりに排便してやった。きっと師匠もしたんじゃないかな。

食う⇒飲む⇒うんこする⇒食う⇒飲む⇒うんこする

これぞ肉体の資本主義。

いやーー、ナイスうんこでごめんなさい。


〔text.The Gag Council〕

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